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ティーチングとコーチング

今日からウェイクボーダーマガジンが発売される。

昨年からHow-toのコーナーを担当しているが、雑誌でHow-toを表現するにはとても頭と時間を使う作業になる。

僕自身、最近のスクールで映像を使っているが、映像では伝える情報量が多く、ポイントを集約するという過程が少なくて済むのだが、文字と写真では動画に比べて圧倒的に伝えれる情報量が少なく、ポイントを解りやすく集約するには、とても能力と考える時間が必要になる。
 また、無理に雑誌で写真や文字での情報で多く詰め込みすぎても見づらく理解するのが難しくなってしまう。
 原稿はいつも何度も書きなおし読みなおして仕上げるが100%満足ではない。

人に伝えること、教えることは常に日々努力と勉強が必要だと身に染みて感じています。

スノーボードとウェイクボードで20年以上人How-toという仕事に携わっているが、ここ数年自分ではHow-to(ハウツー)ではなく、ティーチングとコーチングという観念でウェイクボードやスノーボードに携わっている。
 今までのHow-to(ハウツー)はトリックの解説であり、それに達するまでの過程や問題点の指摘は入っていない。
ウェイクボードも20年という歴史を重ねて、ライダーのニーズも大きく変わり情報の取り方も大きく変わってきている。

特に情報を集めすぎるとウェイクボード、スノーボードは本来、人それぞれ個性的な動きが多いにもかかわらず、マニュアル通りのイメージしか浮かばず、自分の個性的な動きや癖がわからず、それをスタイルにしたり、修正ができなくなってきている。

ティーチングは言い切り型で練習方法や問題点の改善などを教えてあげ、コーチングはライダー自身が自分でイメージしやすい提案をしてあげて、1歩前に踏み出せるアドバイスをすることが重要だと思っています。

僕も水泳の北島康介のコーチである平井さんの記事や大学准教授の諏訪茂樹さんの記事を読んで日々勉強中です。

How-to(ハウツー)は辞書などで調べると一般に初心者を助けることを意図しており、少人数を集中的に教えることはチュートリアルという表現になっています。

僕自身まだチュートリアルの位置にいているのかもしれません。

今後、ティーチングとコーチングを使い分けられるように、そしてウェイクボードにも取り入れられるように勉強しなくてはと感じています。
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