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Randall's Replies #5

※この記事は海外のサイトWakeWorld Online Wakeboarding Magazineに掲載された記事を抜粋し日本語訳したものです。
<記事原文=”WakeWorld Online Wakeboarding Magazine” 訳=”Atsuro”>

Randall’s Replies #5

Company ain’t flex, Randy ain’t wakeskate
and cables and winches are awesome!

過去10年のwakeboard界でトップの座に君臨し続けている男、Randall Harrisの新たなコラムです。いつもの様に、皆の質問に対して深い所まで答えてくれています。

harris14Q: ハイ!Randall! 前のコラムでFlex-technology wakeboardですべった事があるか、もしくは作ったことがあるかという自分の質問に対して答えてくれていたんだけど、確か答えは「まだflex-type boardにはのった事ないけど興味はある。もしflex boardですべったとしたら、tantrum to blindをしたらboardが半分に曲がって、水面で半端じゃないストップがかかり、187度目の脳しんとうを起こすくらい思いっきり叩き付けられる姿が想像できる。やってみなければ、誰にも分からないよ。俺が間違ってるかもしれないし、俺はエンジニアではなくサーカスバカだから。」だったんだ。

今はCompany Wakeにも関わってるし、Flex boardにものってるし、もしあるならflex boardridingにどう影響しているか教えてくれないかな?あと、Flex boardの長所と短所を教えてほしいな。あと、187度目の脳しんとうは回避できた?

Dirty Delta Rider, Mike Davis

A: 質問ありがとう。俺はDirty Deltaの大ファンだよ!

質問に答える前に、FlexにおいてのCompany側の考えと自分たちの商品やブランドとの関連性についてはっきりさせておきたいんだ。Companyの見方は、flexは一つの「種類」ではなく「特徴」としてとらえているんだ。いつかすべてのライダーを満足させて、成長させられるような違ったタイプのflexを見せられると思うよ。Companyとしてはflexは個人の好みしだいだと思ってる。Tinoが好むflexと俺が好むflexの間にはけっこう幅がある。どちらのboardも同じ製造過程をたどってるんだけど、ボードの中心に使われている素材の量が違うんだ。つまり、言いたいことは、Companyflex boardのブランドではなく、wakeboardのブランドであるって事。

harris15そこで、質問に答えるね。CompanyPrototypeに初めてのった時の感じは想像していたのとまるで違っていた。ほとんどの自分のトリックをきめられたよ。すぐにこのboardはより生き生きした感じがするって思った。曲がっている分、トリックをしている時tiptailをグラブしやすいし、場合によってはもっと上に飛べる感じがしたよ。もうひとつ大きな効果があるんだけど、それは着地する時に多少boardがフラットになって、前に進んでより速い着地が可能になるんだ。それからちょっとflexが少ないくらいのboardが自分のridingスタイルにはあうって分かったんだ。だからRecruitのシリーズよりSeveranceのシリーズの方がすこし堅いんだ。今自分の2010pro modelのために研究をしているんだ。という感じで、自分のboardにすごい満足しているよ。今のところ、一枚も折ってないし、187度目の脳しんとうもくらってないし。

Randall

Q: 他のwaekboarder達と同様に、幼い時からそのユニークなスタイルに魅了されています。いつも限界に挑み続けるridingを見てハイになっています。あなたのようなrider達こそがこのスポーツを人気あるものに変えていっているんです。私が気になるのは今までにそのユニークなwakeboardのスタイルをwakeskateで試した事はあるんですか?

harris18A: すばらしい誉め言葉をありがとう。そういう言葉をかけてくれる事が限界に挑み続ける事を可能にしてくれるんだ。

Scottridingしていた時に戻るんだけど、あの頃wakeskateに何度か乗った事はあるよ。あの頃のものはwakeskateなんて言える代物ではなかったけど。バインディングの代わりにアストロドームがついているwakeboardって感じかな。この数回がwakeskateに没頭していきたくないという気持ちを作り上げていったのかぁ。でもwakeskateというスポーツが嫌いな訳じゃない。理由としては、人生でずっとskateをしてきたから、簡単にバイシックな技くらいできると思っていたんだ。でもそうはいかなかったんだ。

もう一つの理由としては、Californiaridingの時間を作るのは難しいんだ。だから水に入れる時は自分のやるべき事、つまりwakeboardに集中したいんだ。wakesakteに没頭する時間を作れたら楽しいだろうね 今は時間は作れないけど、見るのは大好きだし、ファンだし、いつも驚かされてばかりいるよ。

Q: あなたの最近のコラムを読んだ後、wakeboardというもの、そしてそれがどこへ向かっているのか考えさせられました。wakeboardはまだまだboardスポーツ界では歴史の浅いスポーツです。だからこそ、これからの進化を見るのが楽しみで仕方がない。ウインチでの限界のない可能性をみました。そしてもっとケーブルパークができることを願います。(特に自分の住んでいるChicagoのそばに)あなたはすでに自分の居場所を、存在価値を見つけたrider、ケーブルのNick Daviesのようなrider達に会って来てると思います。 こういった成長はすばらしいことだと思います。

harris19こういった色々な分野に広がりをみせるあたりを見ると、skatingwakeboardingの間には相関関係があるのかなぁと感じることがあります。

ボートですべる他に何かやってみたい事は?wakeboardの発展という事に関していうと、wakeboardはどこに向かっていくと思う?ウインチかケーブルですべったりする?

逆に、ボートでもまだまだ発展出来る事があると思います。あなたが大会にまた出るのを見たいです。あなたは観衆の注目が集まった中ですべるべき代表的なriderだと思います。大会に関しては、何か新しく発展させられる事はみえていますか?私としてはテクニックに集中したmobeばかりすることから頭を切り替えて、トリックの間ずっとグラブしていることとかにも注意を向けてもらいたい。0.5秒のグラブを見るのに飽きて来ました。

A: このスポーツの発展を支えていきたいと思っているよ。最近では色々な展開を見せている。結果として色々な方面に広がりさえも見せている。これはすばらしいことだよ。こういった発展がwakeboardを熱狂的なものにするんだよ。それがすべてじゃない?夢中になれて楽しい事がさ。

harris17ケーブルもウインチも最高だね。ケーブルのウインチもwakeboardが出来る環境にない人達にwakeboardに触れる機会を与えてくれる。ケーブルパークはやばいよ。特にrailだったりrampだったり、wakeboardというスポーツの発展にはかかせないね。 Pat Panakosrailの初期段階から重要な役割を任されていて、いまではケーブルパークを世界中につくるプロジェクトを行っているよ。特に新しいタイプのケーブル、 the Sesitec 2.0 systemに力を入れているよ。

ウインチもかなり面白いなって最近発見したよ。ウインチはアプローチの仕方がどことなくstreet skateを思い出させる感じがあるよね。ウインチの写真やビデオを見るのは大好きだね。Justin Fisherが全てウインチからの最高の写真をプロデュースしているよね。こういった全てのものがwakeboardをしたいと思わせる切っ掛けになるし、発展の手段でもあるよね。

こういったwakeboardから枝分かれしていっている新しい事に挑戦出来ないでいるのは一日の時間が少なすぎるからね。

プロツアーの形式に関しては良いと思うよ。昔に比べてよりwakeboardというスポーツを表現出来る場になっていると思う。判定の方も進化して来ているよ。いまでは色々なスタイルが認められているしね。. だから違うタイプのチャンピオンも続々と出て来ている。それでももっとmobeとかだけでなくよりカッコいいwakeboardを観衆に見せれる様にしたよね。大会に関しても、常に進化するスペースはあるからね。強いて言うなら、最後にrailやらrampがあると助かるかなぁ。そうすれば全てのwakeトリックを焦ってやる必要がなくなるからね。しかもrailにも入りやすいと思うしね。少なくともそうしてもらえると俺自身は進化出来ると思う。こういったコースの方がより良いwakeトリックやrailトリックを見せられると思うよ。これは個人的な意見だけどね。だって大会のコースとかの専門じゃないからさ。

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