テラケンの「アンカークリニック」より
TOE SIDE
ウェイクボードのトリックやコーチングは日々進化していますが、それに伴い専門用語もまた難しくなってきています。
特にTOE SIDE HEEL SIDE FRONT SIDE BACK SIDEとの使い分けがなかなか出来ていないのが日本の現状です。
そこで、今年の2月に行われたスノーボードのSBJでスノーボード協会の理事、雑誌の編集長などの対談で面白い話を聞いたことを思い出したので、ウェイクボーダーの皆さんにも是非参考にして頂きたく紹介します。
まず、TOE SIDEですが、人によって「トーサイド」といったり「トゥサイド」と言い方はさまざまですが、正しい発音はトーサイドとなります。
なぜ、日本では「トゥサイド」と言われるかと言えば、昔スノーボード雑誌に掲載する時に「トゥサイド」と書いて「トーサイド」と呼ぶようにと掲載されたそうです。
それが、多くの方が「トゥサイド」と文字の見たままの発音をしていった為に、トーではなくトゥと呼ばれるようになってしまったとの事です。
「ウェイクボード」と言う表記も新聞では「ウエイクボード」と「エ」が大文字になっています。
これは新聞業界での統一用語で決まっている為にこのような表記になります。
また、「バインディング」、「ビンディング」という表記と2種類あります。
基本的にはどちらも正しく、もともとスキー道具はヨーロッパからの発祥されてきたので、ドイツ語表記が主だったのが、英語表記もされるようになり2種類の言い方が定着しています。
ちなみに僕は、ウェイクボードではブーツと呼んでますけど!
しかし、来期からはハイパーのようにブーツとバインが出てきたらまた表現を変えていかなければならないので、しばらくは戸惑うかな?