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Switch/フェイキー

ノーマルスタンスからスライドやオーリ-、ジャンプなどでボードを 180回転させる事Switchもしくはフェイキーと呼びます。

呼び方に関する定義は諸説様々ですが、私の定義では、フェイキーはボードの形状やスタンスが左右対称でない場合に使われる事が多く、
昔のボードのようにサーフタイプのボードで、スタンスがセットバックされていて、なおかつバインディングの角度も前足、後ろ足ともに違っていた時代はフェイキーと呼ばれていましたが、現代のボードはツインチップでセンターにバインディングをつけて、スタンスの角度も同じ為にSwitchと呼ぶのが正確だと思います。

僕がスノーボードのワールドカップを転戦していた頃にテリエとこの話題を話した事があり、彼が言っていたのもこの定義でした。

ただトリックの名称では昔につけられた名詞としてフェイキーが使われています。
例えば、メラングラブの180のことをメランto フェイキーとも呼びます。

アプローチの時ノーマルスタンスと反対側ならにSwitch、ランディングの時に反対側ならフェイキーと呼ぶなどの説もあります。

見た感じがどちらがメインスタンスかわからないほどの安定したすべりならSwitch、バランスがずれていかにも反対で滑っているのがわかるのがフェイキーという説もあるようです。

決してすべてSwitchを使わないといけないわけでもありませんので、うまく使い分けることが重要かなと思います。

ただ、よくある間違いでレギュラースタンスの人が180した時、Switchになったときに「グーフィー」という言い方は間違っています。

レギュラー、グーフィーはその人のメインスタンスの事を示す表現ですので、レギュラーの人がSwitchしてもレギュラーにはかわりなく、決してグーフィーとは呼びませんので気をつけてください。


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