※この記事は海外のサイトWakeWorld Online Wakeboarding Magazineに掲載された記事を抜粋し日本語訳したものです。
＜記事原文＝”WakeWorld Online Wakeboarding Magazine“ 訳＝”Atsuro”＞
2008年 MasterCraft Pro Wakeboard Tourシーズンも終わりに近づいて来たため、多くのファンたちが世界のトップライダー達の最後のridingを見るためにReno, Nevada,に集結した。世界のトップライダー達の中には、１７年というPro Tourの歴史の中で未だかつて誰も成し得なかった偉業（Pro Tour完全制覇）を狙うPhillip SovenとNicola Butlerもいた。
Pro Menのfinalには２度wakeboard world championに輝いた事のあるAndrew Adkison, かつてRookie of the Yearを獲得したAaron Rathy, そして世界記録保持者JD WebbらがPhillipの連勝、つまり完全制覇を阻止しようとしていた。
しかし現在Tour champであるPhillipはパーフエクトに近い96.50という２位に約12ポイント差をつけ勝利を獲得しそれを許さなかった。SovenはMasterCraft Pro Wakeboard Tourにおいて唯一の完全制覇を成し遂げたriderとして表彰台にあがった。Webb, Rathy,そしてAdkisonもそれぞれfinalを仕上げた。
今日の勝利に加えて、Sovenは500ポイントという完璧なスコアでIndmar Performance Standings（ランキング）の１位を獲得した。これは２年連続でのツアータイトルとIndmar Performance賞の＄10.000ボーナスの獲得も意味する。JD WebbとRusty Malinoskiは年間ランキング２位、３位とそれぞれ結果を残した。
今日、１７年間という歴史の中でもっとも大きな番狂わせの中の一つになるだろう出来事が起こった。Nicola Butler (１６歳、Cape Twon, South Africa出身)はMasterCraft Pro Wakeboard Tour始まって以来初めての完全制覇という記録を背をったriderであった。歴史的な瞬間を作る境目にいたButlerは、２度のwakeboard world championになった経験を持つEmily Copeland Durham (24歳、Denver, Colorado出身）により敗れ去った。
今日の番狂わせは本当に無情な出来事であった。なぜならばCopeland DurhamはButlerを0.25ポイント差でやぶり、彼女の完全勝利を阻止した結果になったからである。しかし、今日の勝利はCopelandにとって今シーズン初勝利であり、彼女にとってRenoでの３度目のタイトルである。
Butlerは今日Renoで勝てなかったが、２位の座を死守する事で初のツアータイトルとIndmar Performance賞の＄5.000ボーナスを勝ち取るのに十分なポイントを得た。現在のwakeboard world championであるAmber WingとCopeland Durhamは今シーズンを全体を通して２位と３位に輝いた。
Butler(16歳)はツアータイトルを獲得した中でも２番目に若いriderとして歴史に名を残した。皮肉にも、15歳という最年少記録を保持しているのはEmily Copeland DurhamとTara Hamiltonである。
Nicola ButlerはRenoでツアータイトルを手にしただけではなく、Women’s部門で最も印象深いトリック(Rockstar Energy Drink Rooftop railでboardside 270)をきめ、MOVA VIE Best Trick賞の$250も獲得した。
Aaron Rathyも今日は勝てなかったが、２００６年のthe Rookie of the YearはRockstar Energy Drinkのおかげで賞金を獲得した。Rathyは狂最も印象深いトリック(double-upでmute 360)をきめ、Rockstar Energy Drink Best Trink賞の勝者として$1.000を勝ち取った。
wakeboard界において未来のスーパスター４人がJr. Men’s finalを戦った。Jimmy LaRiche (USA), Harley Clifford (AUS), Ryan King (USA) そして Jarrod Askew (AUS)は１位の座そしてツアータイトルを獲得するために最後の最後まで競い合った。
水上での暑い勝負の結果、Jimmy LaRicheが２００８年最後の勝者として抜け出た、そしてClifford, King, Askewと続いた。今日の勝利はLaRicheに初めてのJr. MenツアータイトルとIndmar Performance賞の$1.000を獲得するために十分なポイントを与えた。CliffordとRobert Sovenはツアー全体を通して２位と３位に輝いた。LaRicheにとってRenoでの勝利は今シーズン４度目の勝利となった。
Day 3 Results
Pro Men Finals
1. Phillip Soven (USA) – 96.50
2. JD Webb (USA) – 84.75
3. Aaron Rathy (CDN) – 81.00
4. Andrew Adkison (USA) – 77.75
Pro Women Finals
1. Emily Copeland Durham (USA) – 86.25
2. Nicola Butler (UK) – 86.00
3. Raimi Merritt (USA) – 78.50
4. Amber Wing (AUS) – 76.00
5. Shelby Kantar (USA) – 71.00
6. Laura Lohrmann (USA) – 52.25
Jr. Men (14-18) Finals
1. Jimmy LaRiche (USA) – 92.50
2. Harley Clifford (AUS) – 90.75
3. Ryan King (USA) – 86.75
4. Jarrod Askew (AUS) – 70.00
Pro Men Semifinals
(top two in each heat advance)
Heat #1
1. JD Webb (USA) – 91.25
2. Andrew Adkison (USA) – 83.75
===
3. Shawn Watson (USA) – 81.25
4. Adam Errington (SCT) – 74.00
5. Tino Santori (USA) – 69.75
Heat #2
1. Phillip Soven (USA) – 93.00
2. Aaron Rathy (CDN) – 84.00
===
3. Adam Fields (USA) – 79.75
4. Danny Harf (USA) – 75.25
5. Olivier Derome (CDN) – 68.00
Pro Men Quarterfinals
(top two in each heat advance)
Heat #1
1. Andrew Adkison (USA) – 95.00
2. Aaron Rathy (CDN) – 92.00
===
3. Kyle Alberts (USA) – 78.75
4. Erik Ruck (USA) – 74.25
Heat #2
1. Olivier Derome (CDN) – 92.50
2. Tino Santori (USA) – 90.50
===
3. Randall Harris (USA) – 80.00
4. Austin Hair (USA) – 77.00
Heat #3
1. Danny Harf (USA) – 89.00
2. Shawn Watson (USA) – 88.25
===
3. Dean Smith (AUS) – 85.75
4. Dylan Miller (CDN) – 77.00
Heat #4
1. JD Webb (USA) – 94.00
2. Adam Fields (USA) – 84.25
===
3. Danny Thollander (USA) – 82.75
4. Trevor Hansen (USA) – 63.25
Heat #5
1. Phillip Soven (USA) – 91.50
2. Adam Errington (SCT) – 87.75
===
3. Rusty Malinoski (CDN) – 83.50
4. Chad Sharpe (CDN) – 77.25
※この記事は海外のサイトWakeWorld Online Wakeboarding Magazineに掲載された記事を抜粋し日本語訳したものです。
＜記事原文＝”WakeWorld Online Wakeboarding Magazine“ 訳＝”Atsuro”＞
