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Randall's Replies #3

※この記事は海外のサイトWakeWorld Online Wakeboarding Magazineに掲載された記事を抜粋し日本語訳したものです。
<記事原文=”WakeWorld Online Wakeboarding Magazine“ 訳=”Atsuro”>

Randall digs deep into wakeboarding history
and also gives some workout advice

10年を超えてWakeboard界のトップに君臨するRandall Harrisからのコラムです。いつものように、Randallはみんなが質問した事に答えてくれています。

最近のriderの中に昔のriderを思わせる人はいますか?
Q: どうも、まず”Drive”の中のあなたのパートは非現実的であると言っておきたい。
一番好きなセクションだけどね。私の質問は、どんなoff-the-waterのワークアウトをしているのってことです。例えば、ウェートトレーニング、プライオメトリクス、バランスワーク、だったり他にに何かしていますか?

A: “Drive”に対する苦情をありがとう。off-the-waterのワークアウトに関しては、極めてシンプルだよ。Pint curls(アイスクリームをなめるために持ち上げる)、thumb flexing(メールをうつ)、あと、deep knee bends(お祈りをする)かな(笑)

真面目な話、そんなにたくさんワークアウトしないかな。忙しかったり、俺みたいにトラベルが多いと、ワークアウトのルーティンを保つのは難しいよね。だから、wakeboardそのものがワークアウトの大部分を占めてるかな。
たまに、ベンチプレス、腕立て、懸垂、腹筋とかするかな。Wakeboardが出来ない日が続くときは、健康に保つためにも何かワークアウトするかな。Skateboardもかかせないね。一日に一度、近所を犬と散歩するし、一緒に丘を登ったりハイキングに出かけるよ。あとは、speed bagもやるかな。でも、愛犬がspeed bagの横に大きな穴をあけちゃったけどさ。
こんな感じで、コンディションを維持するための秘密はwakeboardとKool Aidで飲み込むメキシカン系のファーストフードと、そのあとのアイスクリームかな。

Q: まず最初に、私は相当長い間Randallの熱狂的なファンです。私が最初にwakeboardを始めた90年代中旬に、自分と同じ世代でとんでもない事をしている奴らがいる事に衝撃を受けました。それがrandallとParksだった。そして今現在、十年後、あなたがこのスポーツを未だに進展させている事にさらに衝撃を受けました。

私の質問は実際リクエストよりかもしれません。あの頃、Byerly,Lutgert, Nelson, Horrellなどと共に滑っていた頃、私はあなたが才能ある年上のriderたちと共に滑っている事を何てすばらしいことなんだといつも思っていました。 そして、今現在、仕事仲間であるriderたちですが、昔はあなたのファンだったはずです(Greenwood, Rusty, Harf)。あなたがそんなrider達とライディングしたり、トラベルしたり、撮影したりしているという事に最近気がつきました。今と昔のwakeboardはどう違うのか、それとも同じなのか興味があります。

新しいrider達からより多くの影響を受けますか?それとも昔に比べて影響は少ないですか?あの頃とは違い”子供”でない事はridingに対する姿勢に影響しますか?あなたの考えでは、最近のrider達はあの頃のrider達とどう違いますか?最近のriderの中に昔のriderを思わせる人はいますか?今現在も活躍するあの時代からのオリジナルriderの一人として、あなたの意見が聞きたいです。若者達にあの頃の歴史を教えてやってくれ。

A: まず最初に、ありがとうって言いたいね。あなたがずっとこのスポーツを続けてくれて、勉強してくれているのが伝わって来るよ。最近ではclosed toe bindingやバラストシステム以前のwakeboardを知っている人に出会うのはレアだからね。あなたの深い質問に感謝すると同時に、あの頃の良い思い出を思い出すとちょっと悲しくもなるけどね。

“今と昔のwakeboardはどう違うのか、それとも同じなのか興味があります。”

今現在のwakeboardとあの頃のwakeboardは完全に違うものかな。評価するのはかなり難しいよ。なぜなら10年前は思春期で、若者として初めての人生を生きていたわけだからね。言うならば摩訶不思議な時代だよ。 あの頃を思い返すと、なんとなく神秘的な気持ちを思い出すよ。あの頃が美化されるのは崇拝するwakeboardの伝説的な人物たちの側で成長できたからだろうね。あと、あの頃はほとんど麻薬とアルコールでもうろうとしていたからかな。

考え方に関係なく、だれでもByerlyとGatorが世界一に輝いていた頃がwakeboardの黄金時代だって言うだろうね。俺たちはみんな楽しむ事に、そして今までに見た事も無いようなクレイジーな事をするために夢中だったよ。あの頃は世間の注目を浴びるようなスポンサーがついたイベントなんか無かったしね。ほとんどの時間は楽しい事を探すためや、house party、もしくはSkynardのサウンドと川沿いでのキャンプファイヤーを楽しむために費やしていたかな。

あの頃のwakeboardの特性と言えば、マニアックというか特有な感じがしたし、ボートの波は何もいじられる事無く荒々しかったよ。あの頃の誤り導かれた若者の集団が、これだけ騒がれる産業を大量に生み出せると誰が思っただろうか? あの頃は誰もビジネスのためやキャリアの為にwakeboardしてなかったな。wakeboardがrap/hip-hopの世界と出会うなんて思っていなかったし、自分たちが正当なビジネスの経営者やチームのマネージャーになれるなんて考えてもいなかった。自分たちは狂ったridingに全てを費やし、それが自分たちをどこに導いているのかさえ分からなかった。

だから、質問に答えるとしたら、現在のwakeboardとあの頃のwakeboardはまるで別物だってことかな。あの頃の、摩訶不思議な潜伏期間にこのスポーツをしていた事を心から幸せに思うし、今現在大きくなったwakeboardというスポーツに未だに関連しているriderであれること、ビジネスマンとして存在できている事を感謝するよ。

新しいrider達からより多くの影響を受けますか?それとも昔に比べて影響は少ないですか?
今現在いるトップライダー達はものすごいよ。あの頃のスーパーヒーロー達から影響を受けたように今のトップライダー達から同じように影響をうけているか?それは無いかな。なぜならずいぶんと長い間自分のridingに対して影響をうけてない気がするか
ら。

あの頃とは違い”子供”でない事はridingに対する姿勢に影響しますか?

“子供”でないという事は自分のridingに影響はないかなぁ。でも、でもボートの上でどうふるまうかには影響するかな。といっても、朝早いridingをする時になだめられないとやらないようなガキではなかったし、年上の人が運転していろいろ仕事をしている時に助手席に乗って寝てるようなクソガキでも無かった。今現在自分は先輩であるけど、成長しなければだめだと感じるし、若いライダー達にこの世界で成功する為に何が必要か示さなければと感じてもいるよ。

あなたの考えでは、最近のrider達はあの頃のrider達とどう違いますか?
あの当時の土台を作り上げた自分たちの事ははっきりと説明してきたと思う。最近のrider達はより運動選手的で、より真剣で、より目標達成志向であると思う。最近のriderたちは今まで誰もした事が無いようなtweakをする為にridingしてないよね。彼らはスポンサーからのチャックを集める為にridingしている。今のrider達は”Ride”してないね、”train”している。彼らは毎日3回から5回”トレーニング”をしている。彼らは安定する為に”トレーニング”している。彼らはFuel TVにでる為に”トレーニング”している。彼らは自分モデルの商品を獲得する為に”トレーニング”している。

最近のriderの中に昔のriderを思わせる人はいますか?

今のトップライダー達とあの頃のトップライダー達との間に共通点は見つからないな。でも、顎が外れるような、衝撃的なridingがないって言ってるわけじゃない。ただ、異なった気持ちと目標がある異なった時代であるってだけなんだ。今もあの頃も、Greg Nelsonの 完璧な toeside frontside melon 360や、Gatorの 馬鹿でかい hoochie glidesや、Byerlyの スタイリッシュな hookを見ることができる. 今現在もBen Greenwood, the Valdez bros, Collin Harrington,
そしてLymanのような輝かしきrider達もいる。

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